リネディの場所を求めて3年・・・長い霧の道

 

実は、リネディのオープンにむけた物件探しに3年の時間がかかりました。

 

長い。。。。長かった。。。

 

東麻布のこの場所を候補に選んだのは、リネディをオープンした2018年より2年ほど前のこと、探し始めて既に1年が過ぎていました。

 

オープンに向け、東京のあちこちを彷徨い歩いた私たち。

 

渋谷からぐるぐる歩いて上野あたりまで行き、どのように戻って来たのかは覚えてませんが、とにかく日々歩き回りました。

 

歩いているうちに、場所の空気感というのでしょうか、ピンとくる所と何も響かない所がでてきました。

何がダメで何が良かったのか、言葉では説明し難いのですが。。。

 

そんな良いなと思った場所の一つに、東麻布があったのです。

 

そして現在リネディがある場所。

実はその当時見たのは、現在の新しい建物では無く、古くて良い感じに趣のある(ボロボロ?)建物でした。後に伺ったのですが、元は酒屋さんだったそうです。

その時「うわー場所もいいし、建物もいい感じ!」と思ったのですが、残念ながら貸し物件ではありませんでした。

 

諦めきれない思いのまま、他も探しつつさらに2年の歳月が流れます。

 

不動産屋さんに飛び込みで行くも・・・・

「そんな条件の物件なんて無いですよ! 失笑」と軽くあしらわれまくりでした。

 

 

 

そして物件を探し始めて3年。長すぎる何処までも続く霧の道に先も見えず、遭難寸前のとある日。

 

 

 

 

 

 

ん?

 

ムムムム!

 

これは、いつか見たあの場所!! 

 

東麻布の建物が賃貸に出ているのを発見!!  直ぐに見に行きました。

 

?????

 

。。。。。

 

あれ、場所は確かにあの場所。間違いない。

 

けど、

 

建物がスッカリ綺麗になってる。。。

 

迷いました。あのちょっと古めかしい感じが良かったので。

 

でも大家さんとお話して縁を感じたこともあり、決断!

感覚的には、ココに来ることになっていたような感じもありました。

 

 

5年が経ち、この場所とこの店がとても大切で愛しい存在です。

 

この場所に出会わせてくれてとても感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東麻布のフレンチレストラン リネディのご案内

  リネディは、東麻布の住宅街にひっそりある小さな隠れ家フレンチレストランです。

店内は14席ほどとこじんまりしていますが、そのぶん目が行き届き、リラックスして楽しめる空間になっています。

パティシエ出身の夫婦で作るフレンチのコース料理は、素材を選び、確かな技術で、一品一品誠実に作りこんでいます。

ドレスコードはありませんので、普段着感覚でお越しください。

 

リネディL'inedit

〒106-0044 東京都港区東麻布2丁目10−7 リヴェール狸穴1F

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