「地味」だけど「滋味」深い

こんにちは、リネディです。 前回のブログで「絶賛ハンティング中!」とお伝えしていた4月のペアリング。 ギリギリまで粘った甲斐があり、ようやく「これだ!」と思える運命のワインたちに出会うことができました。

🌿 「かき菜」のソースが、実は主役です

今月の魚料理に添えている、鮮やかなグリーンのソース。 多くのお客様から「このソース、美味しい!」と嬉しいお声をいただいています。

このソースの正体は「かき菜」。 実は日本最古の伝統野菜の一つで、菜の花よりも苦味が穏やかで、アスパラガスのような濃厚な甘みとコクがあるのが特徴です。 脇芽を「かき取って」収穫することから名付けられた、春の生命力が詰まった野菜。

この滋味深い味わいに魅了されすぎて、パティシエとして「いつか、かき菜でお菓子を作ってみたい……」なんて思いまで膨らんでいます。リネディの未来のデザート候補、まずは今月のソースでそのポテンシャルを感じてみてください。

🍷 選び抜いた「運命のワイン」たち

お待たせしました!今回新しくリストに加わったのは、個性が光る2本です。

  • スペインの「テンプラニーニョ・ブランコ」 珍しい白のテンプラニーニョ。春野菜の繊細な風味にそっと寄り添ってくれます。

  • ポルトガルの赤ワイン 今月の主役、ラム肉に合わせるために選び抜きました。ほんのりスパイシーで、凝縮したレーズンのような味わい。後味にふわりと感じる甘みが、柔らかなラム肉の旨みを格段に引き立ててくれます。

🍫 デザート:伝統へのリスペクトと「再構築」

最後を締めくくるのは、以前からずっと作りたかったビストロの定番「プロフィットロール」です。

通常は小さなシューにチョコレートをかけますが、そこはリネディ流に少々アレンジさせてもらいました。
懐かしくも新しい、4月だけの特別なデザートです。

「地味」な野菜が最高に輝く瞬間や、ワインとお肉が溶け合う瞬間。 そんなレストランならではの楽しさを、今月も心を込めてお届けします。

東麻布のフレンチレストラン リネディのご案内

  リネディは、東麻布の住宅街にひっそりある小さな隠れ家フレンチレストランです。

店内は14席ほどとこじんまりしていますが、そのぶん目が行き届き、リラックスして楽しめる空間になっています。

パティシエ出身の夫婦で作るフレンチのコース料理は、素材を選び、確かな技術で、一品一品誠実に作りこんでいます。

ドレスコードはありませんので、普段着感覚でお越しください。

 

リネディL'inedit

〒106-0044 東京都港区東麻布2丁目10−7 リヴェール狸穴1F

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