本日は少し自分の事を書いてみようと思います。
なぜパティシエになったのか。・・・・
・・・・自分でもわかりません。
初めて就職したのはホテルのレストラン。サービスをしていました。
ご来店されたお客様をご案内して、オーダーをとり厨房から運び、お客様へ届ける。お帰りになったら片付けてということをしておりました。
それはそれで、お客様との会話も楽しかったですし働いている仲間も良い人ばかりで居心地よかったです。
でも思ったのです。
自分にしか出来ない事ってなんだろう。。。
実際に自分で何かを作り出してみたいと思いました。
で
何故パティシエを選んだのかは謎のままなのですが。。。
突然、小さな菓子屋に働かせてもらえないかと直談判しました。
製菓学校にも行ってないただの素人でした。でも有り難いことに働かせてくださり、その後いくつかの菓子屋で働くことになります。
知らないことばかりで毎日楽しかったですし、辛かったです。新しいことを覚えて出来るようになるのが楽しくて、辛くても辞めたいと思ったことは無かったです。
自分の好きな職業を自然と選べてたのは、射手座特有の動物の勘かもしれません。
それからレストランのパティシエも経験したくてレストランで働きました。
レストランのデザートは、菓子屋のものとは全く違います。糖度や構成が全く別の物なのです。
そうそう、レストランで働いていたときは、サービスもしていたのですがその時はワインの美味しさが全く分かりませんでした。
その時に気づいていれば、もっと早くワインの世界にのめり込んでいたでしょう。勿体ないことしましたね。
その後フランスにあるパティスリーでどうしても働きたくて、押しかけるように行きました。
訳の分からない日本人が突然働きたいとやってきたのに、受け入れてくれたのは本当に有り難かったです。
とても楽しく充実しまくりの1年でした。
思い返してみると、心の赴くままに行動してきたなぁという印象ですね。。。
ずっと変わらずパティシエという仕事が好きで、続けられているのは本当に感謝です。人生に大きな意味を与えてくれたこの職業に恩返しをし続ける人でいたいと思います。
そして改めて「感謝」という言葉を大切に思う今日この頃です。
武田双雲さんの「ありがとうの教科書」お勧め本です。👌