春の苦味とポルトガルの微発泡ワインを組み合わせて・・・

3月も最終日
今年は、お花見を楽しんだ方も多いのでしょうか。
春は苦味が欲しくなります。冬の間に低下した新陳代謝を目覚めさせ、冬から春の身体へと変化させる為だとか。
リネディでも3月はフキノトウをメニューにいれておりました。
タラの芽も良く食べられる山菜のひとつですが、タラの芽はサッと火を通して少し青い感じで召し上がったほうが美味しいイメージです。
それに対してフキノトウは、少ししっかりと火をいれて焼けた香ばしさも加わるとより一層味わいが良くなるようです。
その良く焼けたフキノトウにヘーゼルナッツを合わせて・・・・
山菜のイメージが変わる味わいになりました。

合わせるワインは・・・
ヴィーニョヴェルデ
ポルトガルの微発泡ワインですが、「カサ・ダス・ホルタス」の作るヴィーニョヴェルデはイメージと大分違う物でした。
使用している品種もアルバリーニョは使わず、アヴェッソ、フェルナンピレス等を使用。
このワインが造られる、バイアォン(ヴィーニョヴェルデ地方の南東部)は年間を通して乾燥しており、冬はとても寒く夏は非常に暑い所だそうです。
大変な地域ですね。。。。
この気候に適した品種がアヴェッソ種で、じっくりと長い時間をかけて成熟させるとのこと。
今まで味わってきたヴィーニョヴェルデよりはるかに厚みがあります。優しい微発泡でスッキリしているのに、果実感もしっかりでびっくりしました。
機会がありましたら、ご自宅でも山菜と一緒に是非お試しください。
身体の毒素も出て、最高です!

4月のメニューも次回お知らせしたいと思います。

東麻布のフレンチレストラン リネディのご案内

  リネディは、東麻布の住宅街にひっそりある小さな隠れ家フレンチレストランです。

店内は14席ほどとこじんまりしていますが、そのぶん目が行き届き、リラックスして楽しめる空間になっています。

パティシエ出身の夫婦で作るフレンチのコース料理は、素材を選び、確かな技術で、一品一品誠実に作りこんでいます。

ドレスコードはありませんので、普段着感覚でお越しください。

 

リネディL'inedit

〒106-0044 東京都港区東麻布2丁目10−7 リヴェール狸穴1F

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