先日、フランス南西地方の偉大な造り手さんであるアランブリュモン氏にお会い出来ましたので、改めてワインとの出会いを振り返ってみました。
ワインの美味しさが分からなかった
15年以上前、レストランで働いていた頃ワインに触れる機会もありました。
でもその頃は、自ら進んで飲むことは無かったです。
全く美味しさが分かっていなかったので、興味を持てなかったんです。
いわゆるアルコールを摂取するという感覚だけで飲んで、「何でこんなもの飲むんだろう???」
・・・・なんて、今考えたら勿体ないことをしていました。。。
料理と合わせて飲むということを知って
ワインへの向き合い方がそんな状態だった頃から2~3年後に、ついに目覚めました!
きっかけは忘れましたが、スーパーで売っている手頃なワインと、家で簡単に作れる料理を合わせるという実験を始めました。
その頃良く飲んでいたのが、アランブリュモン氏のお手頃価格のワインでした。
タナ、メルロー、カベルネソーヴィニヨン
グロマンサン、ソーヴィニヨンブラン
品種の名前もよく知らずに、このワインに今日は餃子を合わせようとか、次は牛肉を焼いてとか。
とにかく、いろいろ試していました。
そうしているうちに、このワインにこの料理を合わせると、「ワインも料理もどちらも美味しくなる!」
とか「あれ、ワインの美味しさ半減したな。。。」「なんか口の中イガイガする」など
料理との相性ってめちゃめちゃ大事なんだなぁと気づき始めました。
ペアリングの考え方も人それぞれ
ワインに興味を持ったら、やはりソムリエ試験にも挑戦しようと思い、試験勉強もしました。
でも、勉強と思ってしまうとつまらないんですよね。。。😀
暗記的な試験より、2次試験のテイスティングやこのワインに何を合わせるか?という問題の方が楽しかったのを覚えています。
でも、知らない事を知って知識が少し増えたことでより楽しく深いワインとの関わり方ができています。
今も毎月のペアリングを考えたりしていますが、自分の思うペアリングはこれだなと思っても、他の人が考えたらまた違うペアリングになるでしょうし、そういうところが正解が一つで無くて面白かったりします。
ワインライフは続く
ワインと向き合い始めた頃飲んでいたワインの造り手さんに、まさか15年以上経ってお会い出来るとは!
お話を伺えただけでも貴重でしたし、造り手さんの考えを知ってさらにワインを美味しく楽しんでほしいという思いは強くなりました。
皆さんとワインの楽しさ美味しさを共有しながら、これからもワインと接していきたいですね。
お店のInstagramでもおすすめのワイン等ご紹介していますので、よかったら覗いてみて下さい。