この時期に思い出す香り

クリスマスの伝統菓子

この季節になるとシュトーレンを大量に仕込んでいたなぁと思い出します。
ご存知のように私たちは二人ともパティシエですので
レストラン以外にパティスリーで働いていた時期も長いわけです。
シュトーレンの仕込み時期に合わせて長く時間をかけて漬け込んでいたドライフルーツと
バターそしてスパイスの香りが厨房に漂っていました。
匂いだけで太りそうです。。。
シュトーレンは、ドイツの伝統菓子です
クリスマスまでの期間、一切れずつ食べて楽しみます
バターと砂糖に包まれた姿は、幼子イエスの姿だといわれ
一切れずつ食べて、イエスの降誕を待ち望みつつ、ドライフルーツやバター砂糖が生地に馴染んでいくので
味の変化も楽しめます。
毎日一切れで我慢するのがつらい。。。
いろいろなレシピがありますが
私は、マジパンと呼ばれるアーモンドと砂糖を練り合わせたものが中央に入っている物が大好きです
自分で作るなら必ず入れます!!
生地にアーモンドの濃厚なペーストが加わり最高です。
以前、ホテルのシェフ時代に石毛が作っていたシュトーレンの写真を探したのですが・・・
無くしました。。。 資料整理能力が欠如😱
今まで食べたシュトーレンで一番の美味しさでしたので
皆様にもお届けできるよう考えてみます! 今年は、フルーツの漬け込みから間に合ってませんので
来年以降ですが💧
ちなみに私は、今年もカルディさんで販売されているマジパン入りのシュトーレンのお世話になります!

ドイツ繋がりで

シュトーレンとは、全く関係ないのですが
先月ペアリングで使用していたドイツで作られた「甲州」
秋刀魚とキノコの料理に合わせていました
先日ふと思い出しまして
釧路名物の「さんまんま」には、合うだろうかと
ご存知ですか?「さんまんま」
もち米も使用していると思うのですが、棒状にしたご飯に大葉と開いて軽く漬け込んだ秋刀魚をのせて焼いた物です
めちゃめちゃ美味しいです!
石毛が釧路出身でして、家で作ってみたときは
贅沢に秋刀魚を下にも引いて
上下秋刀魚にしました。・・・やり過ぎ感もありましたが
家でも簡単に作れますので是非!
ドイツで作られた甲州。。合う気もするんですけどね。
醤油が邪魔しちゃうかなぁ・・
手元に無かったので試せていませんが、次回の「さんまんま」では合わせてみたいですね。

おすすめのペアリングや「さんまんま」食べたよ~という方
是非教えて下さい😀
「いわしのほっかぶり鮨」というのも名物だそうです
マリネ風に味付けされたいわしに、スライスした甘酢大根を乗せた寿司 とのことですが
これも美味しそうですね😋

東麻布のフレンチレストラン リネディのご案内

  リネディは、東麻布の住宅街にひっそりある小さな隠れ家フレンチレストランです。

店内は14席ほどとこじんまりしていますが、そのぶん目が行き届き、リラックスして楽しめる空間になっています。

パティシエ出身の夫婦で作るフレンチのコース料理は、素材を選び、確かな技術で、一品一品誠実に作りこんでいます。

ドレスコードはありませんので、普段着感覚でお越しください。

 

リネディL'inedit

〒106-0044 東京都港区東麻布2丁目10−7 リヴェール狸穴1F

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